導入
この作品は現ラノベの王を原作にアニメ化しました。
ラノベ原作のアニメはかなり観てますが、私が原作を見ようと思った作品はこの『ようこそ実力史上主義の教室へ』だけです。(長いのでよう実でいきます。)
漫画が原作なら気軽に見れるんですがラノベは一冊読むのに時間がかなりかかったり、文章の次元の低さが気になって読めなくなる事があるため、なかなか手を出さなかったのですが、今のところ唯一このよう実だけは原作買ってます。
私にはこの作品はかなり刺さりました。
既に人気ですが4期もして欲しいしもっと人気になって欲しいので熱量高く書いていきます。
一言あらすじ
最強主人公が高校で無双する。
これだけ見ると避けたくなる人居ると思います。
少し待ってください。
詳細に書くと、主人公はホワイトルームという極秘施設で超英才教育を施されて、訳あって高度育成高等学校へ入学。
そこではA〜Dまでクラスがあり、Aクラスで卒業すると自身が希望する進路へ進むことが出来る政府が絡んだ高校です。
普通の学校と違うのは定期試験だけでなく、特別試験というこの学校が定める試験でポイントの増減する試験を行いクラスの順位が変動します。
面白いのは特別試験です。
各クラスリーダーの思惑が入り乱れ、どのクラスが勝つのか分からない展開。
また頭を使うだけでなく身体能力も勿論必要で総合的な能力が必要な試験が多く、色んなキャラの活躍が見れます。
勿論、特別試験での退学もあり、緊張感もあります。
主人公の立ち位置は目立たずに学校生活を送りたいが、自身が所属するクラスがDクラスでAクラスを目指したいクラスメイトを陰で助けるのが基本ムーブです。
簡単に言うと、バトルロワイヤルやデスゲームと普通の学園を足して2で割った作品ですね。
結構ガバい設定もありますが、展開が読みにくく、こういった設定の作品は少ないので楽しめます。
まとめ
ストーリー
8/10
今やってるところまではこの作品の良さは全部引き出せてないです。
真価を発揮するのは2年生編からだと私は思っております。
1年生はチュートリアルみたいな感じですね。
その他でも書きますが、原作の改悪がかなりあり、最近では珍しく原作準拠ではないです。
本当に意味が分からないですが。
キャラクター
8/10
学園アニメということで出てくるキャラは多いですが、動いてるキャラは少ない。
つまりモブを上手く扱えてない印象。
これは仕方ないと思いますが、せっかく各クラス40人という設定なのに他クラスは4.5人ぐらいしか動いてない。
2年生編になったら多少幅も広がりますが先輩もほぼモブで勿体ない気がします。
その他
4/10
原作レイプとまではいかないですが原作改悪の乱発。
まず原作は1クラス40人という設定なのにアニメでは40人居ない。
クラス人数は後々重要な要素なのにアニメで40人居ない描写になってる。
1期から2期までかなり時間が空いて再びアニメが始まっても何故か全キャラ描かれない謎采配。
(1期の時に全キャラ居ないとザワついて、若干荒れたということがあった。)
原作のカットもかなり多く、説明不足な箇所が多々ある。
リーダーがなぜその判断をしたのかや、他クラスの動向は殆どカットされてます。
本当に極限まで削って駆け足で原作を消化してます。
それにより、私みたいな消化不良に陥った人を原作へ誘導するルートを作ってるのでしようか？
だとしたら私はその策に嵌りましたね。
初めはYouTubeで解説動画見てたんですけど焦ったくなってもう原作買って読んだら見事に沼にハマりました。
作画は結構クソ。
2期に謎にヌルヌル動くシーンはありますが全体的にはよくある低予算ラノベアニメ。
本当にひどい。
オススメ度
7.5/10
原作は本当に面白いのにアニメではこんな出来の悪い作品になってる事に私は嘆いています。
それでも最低限の面白さはありますが10ある内6ぐらいしか引き出せてない。
原作が好きだからこそしっかりとしたアニメにして欲しい。
せめて原作の大幅カットはやめてほしい。
丁寧に1から作って欲しいというのが本音です。
作画は崩壊気味でもいいからしっかり作ってほしい。
私はアニメから原作に入った勢なのでこの作品と出会えた事に感謝はしてます。
そういう意味ではアニメ化は成功ですかね。
今回は以上です。
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次回は影の実力者になりたくて！です。
